20070429/
怒涛の勢いで終わらせました。捏造設定もいいとこですね!(開き直る。)でもずっとずっと書きたかったので、自分なりにある程度満足しています。
29話以降がすごく書きたかったというか、そのためだけに始まった連載でした。ですのでそこまで持っていく流れを作るのに苦労しました。最初のほう、そして中盤辺り無理があったりいかにも話しつなぎになってしまったりした部分があるのが自分でも悔しいです。まだまだ力が足りーん。
ファンタジアは最初やったときどうしてもクレスが好きになれませんでした。赤いマント赤いはちまき金の髪青い目騎士勇者英雄、すべて揃って正しい言葉をいう彼が嫌いだった。うーわー卑屈な子でしたー。だって当時たぶん小学生ですよ、自分。今ではクレスだけを嫌いだとは思いませんし彼も好きになっています。ダオスにも嫌いな部分はあるし、でもとても好きだと思います。どちらの立場もよく似ていて、どちらを主観で捕らえるか、それだけで善悪が決まるこのゲームは本当によくできていたな、と書いてみて改めて思い知らされます。偉大だ。
自分の卑屈なそういう部分は多分今でも残っていて、だからこそヒロインさんは自分の知っている人知っている者近くにあるもの目の前に生きているもの、そういった己に関係するものにしか目をむけない、それを知っていてある種自覚していてなおそういう行動をとる、すごく人間的な性格になりました。こういう風に生きてみたいと思うからかもしれないなー。知らない他の誰かより、知っている身近な誰かを取る。それって現実にもたくさんというか日常ってそうですよね、それを世界レベルにまで引き伸ばしたらこんな子になりました。こんな子が分身で、みなさん楽しんでいただけたか少し心配です。でも、こういう生き方もこうして貫いてみるとなにか、自分とその周りだけしあわせならいいじゃない、っていうのとはまた違ってくるような気がします。本当はみんなしあわせならいい、って思うんだけど、それができないって知っているからせめて周りだけでも、って思う。そんなひたむきな一面も彼女にはあったように思います。
長々と言い訳みたいになってしまいましたが、ここまで読んでくださった方、ありがとうございました。なんだかんだでこっそり実はこれ、ハッピーエンドですよね?(あれ、違う?)そう信じております。笑 しかしなにより自分のなかでひっかかってたファンタジアの決着のつけ方に答えを出せて嬉しく思います。
ではもう一度、ありがとうございました!感想待ってるZE☆
真面目にあとがき書いちゃって(苦し紛れのボケと☆が目に痛い。)きっと明日すごく恥ずかしくなるシチミ