そらからふる
ぎんゆうしじん
たびびと
ぎんのかみとくろのかみ
きたのおうこく
しんこきゅうする
うたうたいのしょうじょ
ともだち
ことりのてがみ
やまい
くろいうわさ
おまじないをとなえて

きんじられたもり

しらないひと
のろいのことば
そうへき
こごえたしろ
かごのとり
いえのなか
つみがつみなら
いにしえのへいし
ほしのないよるに
くろいふちのてがみ
はなのさいご

ゆめみるころをすぎても

かげのかたちをみる
しっとするおんな
   とじたまぶた
てのひらにほし
うえとかわき
はるのひと
おくれてきたまろうど
かみにはな
わるいはなし
どこにもないくに
とざされたにわ

にえとまもの

みちをひらくもの
しょくじのさほう
せなかのてをとれ
みつだん
がかいするしろ
ひだまりにめざめる

ききたくないこと
まことのこえをきけ
くにをなくす
とどめるうで
ほしのかくはもえる
どこにもいないひと

しょくざい
つきとせかいのうた
みらいのはなしをする

しょうじょとあくま
くろいかぜ
おろか

ぎんのかみ
めぐるわにかえる




(~20131103)



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